今日の一冊「人生が充実する時間のつかい方」

  • 2024年8月24日
  • 2024年8月24日
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こんにちは!

あきと申します!

今回は、UCLAアンダーソン経営大学院教授のキャシー・ホームズが執筆した「人生が充実する時間のつかい方」について紹介します!

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概要

本書は、幸せになるための時間の使い方を教えるものであり、特に時間の使い方と幸福度の関係性に焦点を当てています。

幸せは生まれつきの遺伝が50%、環境が10%、行動習慣が40%で決まるとされています。幸せな人は仕事がうまくいき、メンタルが強く、他者と良好な関係を築きやすく、健康的な生活を送る傾向がある。

一方、不幸せな人はこれらのすべてが逆転し、仕事がうまくいかず、メンタルが弱く、他者と良好な関係を築けず、健康を損なう可能性が高いです。

幸せを得るためには、自分の時間をどのように使うかが重要で、1日に自由に使える時間が2時間から5時間が最適であり、それ以上でもそれ以下でも幸福度が低下する傾向があります。

2時間未満の自由時間しかないと、満足度が低くなり、ストレスが増加し、健康にも悪影響が出ることが研究で明らかになっています。一方、5時間以上の自由時間があると、人は生産性を感じられなくなり、逆に不満を感じやすくなる。

これは、人が日常生活の中で生産的であることに価値を感じているからです。

時間の使い方

幸せになるための時間の使い方には、3つの重要なポイントがあると述べられています。

まず第一に、「誰かと一緒に過ごす時間」が幸福度に大きく寄与します。親しい友人や家族、恋人、ペットと過ごす時間は、最も効果的な時間の使い方であり、幸せを感じやすい瞬間です。

逆に「孤独な時間」が長いと幸福度が低下し、健康にも悪影響を及ぼすことが指摘されています。慢性的な孤独感は、年間の死亡リスクを26%も高めるとされており、孤独を避けるために1日に1回は誰かと関わる活動を取り入れることが推奨されています。孤独感を避けるためには、家族と夕食を共にする、バーやカフェに出かける、パーソナルジムでトレーナーと会話するなど、何らかの形で他者との交流を持つことが重要です。

第二に、「外に出ること」が重要です。外に出ることで気分が上がり、自然と運動することにもつながります。研究によれば、屋外で過ごす時間は、室内で過ごす時間よりも幸福度が高いことがわかっています。たとえ天気が悪かったり、活動が面白くないと感じたりしても、外に出るだけで人は幸福感を得やすくなります。

第三に、「没頭する時間を持つこと」が挙げられます。何かに没頭しているとき、人は時間の感覚を忘れ、最も幸せを感じることができます。この没頭は、仕事や趣味、運動、ゲームなど、自分が心から楽しめる活動をしているときに起こりやすいです。

このように、幸せになるためには、適切な時間の使い方が不可欠であり、自分の時間をどのように使うかが大きな影響を与えるとのこと。

本書は、忙しい現代社会の中で、いかにして自分の時間を効率的に使い、幸福度を高めるかについての具体的な方法を示しており、日常生活に取り入れることで、より充実した人生を送る手助けとなるでしょう。